鳥類愛好家となってゲームを楽しむ「Wingspan」餌を集めたり・鳥を呼び寄せたり・卵を産ませたりして、鳥の繁栄を目指すボードゲームで、ボードゲーム版の本家では様々なシリーズがある人気作品です。今回はそんなWingspanのアプリ版をご紹介します。
Wing Spanとは?
Wing Span(ウイングスパン)は、プレイヤーが鳥の愛好家となって鳥類の繁栄を目指します。鳥カードを出す・餌の獲得・産卵・鳥カードの獲得のうち1つを実行して進めるゲームなので、遊び方はシンプルです。注目なのが、1枚として同じカードのない鳥カードで、様々な能力をもつ鳥カードを場に並べて、カード同士のコンボを考えるのが楽しくなります。相手を邪魔する妨害要素がなく、邪魔されることがないので他の人のプレイを気にせず自分がやりたいことに集中できるのは魅力的と言えます。相手を邪魔しながらポイントを稼ぐような攻撃的なゲームが苦手な方にはおすすめのゲームです。
Wing Spanの基本情報
Wing Spanの対応デバイスやゲームの種類、気になる料金などの基本情報を紹介していきます。
対応デバイス
- Nintendo Switch
- Xbox One
- Android
- iOS
- Steam
ゲームの種類と料金
Wing Spanは戦略型ボードゲームでNintendo Switch版/2,200円・Xbox版/2,200円・Android版/9.99ドル(約1,500円)・ iOS版/1,200円・Steam版/2,200円となっており、タイミングが良ければ50%OFFで購入できるようになっています。2024年1月現在ではSteam版が50%OFFで購入できるようになっています。
(以下画像の出典:Apple Store WINGSPAN公式)
Wing Spanの遊び方・操作方法
ここからはゲームの目的や遊び方について紹介していきます。
ゲームの目的
Wing Spanは4ラウンドに渡って3種類のアクションや鳥カードを使い進行していきます。
4ラウンド目が終わった時点で得点を計算し、1番勝利点が高かった人がゲームの勝者となります。勝利点はプレイした鳥カードに示された素点、ボーナスカードの得点、ラウンド終了時に判定する目標達成による得点、鳥カードの上に蓄えた餌の数、鳥カードが捕食などで差し込んだカードの数、卵の数、この合計得点がゲーム終了時に最も高い人がゲームの勝者となります。
このゲームでは勝敗以上に大切なことがあります。それは、最後に出来上がった鳥の楽園を眺める瞬間に感じる満足感こそ、名作と言われる理由かもしれません。
ラウンドと手番の流れ
Wing Spanは4ラウンドの手番の流れが決まっています。1ラウンド目が各プレイヤー8番手・2ラウンド目が7番手・3ラウンド目が6番手・4ラウンド目が5番手の合計26番手というのが決まっています。手番は各プレイヤーが順番にプレイしていき、4ラウンド目最後のプレイヤーが5番手目、つまりゲーム全体でいうと26番手目の後に終了となります。
ゲームの流れ
ゲームが始まると、プレイヤーは初期手札となる鳥カードと資源を合わせて5個取り、ボーナスカードを2枚の内1枚を選びます。
鳥カードはカードの真ん中上部に鳥の名前、左上に生息地が書かれており、その生息地の下から必要な餌(コスト)、素点、巣の形、翼長となっています。生息地はその鳥がプレイできる場所を示しており、生息地を複数持っている鳥もいます。コストは「+」でアイコン同士がつながったものがすべて必要になりますが、「/」で区切られたものは、示された餌ならどれでも良いという意味で、中にはワイルドカラーのアイコン1つにつき餌1つをなんでもいいという鳥もいます。
カード下部のテキストは、鳥が持つ特殊能力で、「プレイした時に効果を発動させる鳥」「プレイした生息地に対応するアクションをした時に能力を誘発させる鳥」「次の順番までに一度だけ、他のプレイヤーの手番時に効果を誘発させる鳥」などがいます。能力を持たない鳥は素点が大きかったり卵をたくさん抱えることができたりと、能力がない鳥だからといえど使い方次第で高得点が狙えます。
次にボーナスカードです。最初に2枚の内1枚を選んだボーナスカードですが、ボーナスカードには条件があり、「~な鳥1枚につき◯点」「~な鳥◯枚~◯枚なら〇点、それ以上なら◯点」などがあり、ボーナスカードは鳥のプレイ時効果などで初期の1枚以外にドローすることができます。なるべく自分の点数の加点になりそうなボーナスカードを引き当てましょう。
手番アクション4種類あります。順に説明していきます。
「鳥カードのプレイ」、鳥カードのプレイを選ぶと、その鳥のプレイとなり、カードに表示されたコストとなる餌を与え、左上のアイコンで示された生息地にのみプレイできます。1枚目は卵コストがかかりませんが、2枚目以降はプレイ枚数により卵コストが必要になるので覚えておきましょう。
「餌獲得」、餌獲得を選択すると、餌箱に残ったダイスを獲得し、そのダイス目に示された餌をそのまま獲得します。獲得できるダイスの数は、森林地帯でプレイした鳥カードの枚数で変化します。
「卵産卵」、卵産卵も餌のように草原エリアでプレイした鳥カードの数で、獲得できる卵の数が変わります。鳥カードによって産卵できる数が決まっており、卵の上限数は鳥カードの下部に示されたスペースの数で決まるので理解しておきましょう。
「鳥獲得」、ゲーム開始時に得られる鳥カードは最大でも5枚になっています。獲得できる枚数を参照し、公開されている場札から取るか、山札から取るかを選び、好きな組み合わせで獲得することができます。
このアクションを順にこなしていき1ラウンド目は8手番までいったら終了となります。その終了時点でラウンド目標の達成順位により各プレイヤーに点数が入ります。
Wing Spanまとめ
本格的な戦略ゲームと呼べる名作の「Wing Span」スマホアプリとして気軽に持ち運べて、このクオリティは嬉しい限りです。鳥愛好家の方にはたまらない作品なのはもちろんのこと、そうでない方でも戦略を駆使して完成される鳥たちの楽園は達成感がありなんともいえません。ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。