麻雀は奥深い戦略性と緊張感が魅力のゲームですが、4人揃わなかったり、時間がなかったりして、なかなかプレイできない場合もありますよね。そんなときに便利なのが、麻雀の要素を取り入れたボードゲームです。今回は、「九九ジャン」「コンプレット」をはじめ、麻雀の魅力を手軽に楽しめるボードゲームをご紹介します。
麻雀の面白さを気軽に楽しむボードゲーム
麻雀の面白さを手軽に楽しめる新しいボードゲーム「九九ジャン」や「コンプレット」は、初心者でも気軽に遊べる工夫が盛り込まれています。
九九ジャン
「九九ジャン」は、掛け算の九九と麻雀を融合させた知育ゲームです。1~81までの数字カードを使い、同じ段の数字を5枚集めてアガリを目指します。例えば「3の段」なら3、6、9、12、15などの数字カードを集めます。山札から引いたり、相手の捨て札を取ったりしながら、目標の5枚を揃えたら「九九ジャン!」と宣言。シンプルながらも戦略性があり、お子さんの九九学習にも最適です。九九早見表が付属しているので、小さなお子さんでも一緒に遊べるのが嬉しいポイントです。
- プレイ人数:1~4人
- 所要時間:約10分
- 対象年齢:6歳以上
- 価格:1,980円(税込)
コンプレット
「コンプレット」は、1から100までの数字が書かれたタイルを使って、順番に並べていくゲームです。特徴的なのは、69や86など上下逆さにすると違う数字になるタイルの存在。この特性を活かした戦略が重要になります。最初に裏向きと表向きのタイルを配置し、手番では山からタイルを引くか、手持ちのタイルを移動させます。連番を作ると追加アクションが可能になり、全てのタイルを正しい順序で並べると勝利です。運と戦略のバランスが絶妙で、プレイするたびに新たな発見があります。
麻雀牌を使ったボードゲーム
麻雀牌を使ったボードゲームは、伝統的な麻雀の面白さを残しつつ、新しい楽しみ方を提案しています。ここでは、その魅力と遊び方をわかりやすくご紹介します。
すずめ雀
「すずめ雀」は麻雀牌の索子(ソーズ)1~9のみを使った、シンプルな麻雀ゲームです。通常の麻雀が4面子1雀頭でアガリなのに対し、すずめ雀は牌を6枚使った2面子で完成します。ポンやチーがなく役も少ないため、初心者でもすぐに覚えられます。
- プレイ人数:2~5人
- 所要時間:30~40分
- 価格:約3,700円
一向聴麻雀
「一向聴麻雀」は、その名の通り一向聴の状態からスタートする麻雀カードゲームです。様々な一向聴の配牌カードとツモ用カードを使い、アガリを目指します。一局が短く、テンポよくゲームが進行するのが特徴。何をツモれば何の待ちになるかを考える力が必要で、実際の麻雀のスキルアップにも繋がります。
- プレイ人数:2人~
- 所要時間:10分~
- 価格:約300円
ヤオチュー!
「ヤオチュー!」はヤオチュー牌(一九字牌)だけを使い、2面子1雀頭または4対子でアガリを目指すカードゲームです。トランプほどのコンパクトさが魅力で、役満レベルの高得点役を狙う楽しさがあります。キャラクターのデザインも個性的で、ゲームを盛り上げます。
- プレイ人数:2~4人
- 所要時間:約20分
- 価格:2,200円
2人でも楽しめる麻雀ボードゲーム
鮪づくし
「鮪づくし」は、マグロの寿司ネタが描かれたカードを使った2人用の寿司麻雀ゲーム。2面子または3対子でアガリを目指します。最初に聴牌状態を作ってから勝負が始まり、お互いの捨て牌を見ながらアガリを目指す緊張感が楽しめます。
- プレイ人数:2人
- 所要時間:約20分
- 価格:2,200円
ラミィキューブ
「ラミィキューブ」は、4色の数字タイルを使い、同じ数字の組み合わせや連番を作るゲームです。相手が場に出したタイルも利用できるため、状況を見極めながら戦略を立てる必要があります。世界大会も開催される人気ゲームで、麻雀好きにはたまらない思考ゲームです。
- プレイ人数:2~4人
- 所要時間:10~30分
- 価格:約4,000円
まとめ
麻雀好きなら、これらのボードゲームもきっと楽しめるはずです。人数や時間の制約に縛られず、麻雀の要素を取り入れたゲームで頭脳を刺激しましょう。シンプルなルールのものから戦略性の高いものまで、様々なタイプのゲームがあるので、好みや状況に合わせて選んでみてください。ゲームで培った読みや推理力は、きっと本格的な麻雀でも活きてくることでしょう。