基本的に2人で遊び、相手より先に自分の駒をゴールさせる戦略的すごろくゲーム「バックギャモン」。世界最古のボードゲームの一種と言われ、世界中で多くの人が遊んでいます。今回この記事では、バックギャモンの勝ち方やルール、遊び方について解説していきます。
バックギャモンの勝ち方は3種類
バックギャモンでは、ゲームに勝った時の3種類の状況に応じて得られる勝利ポイントが異なります。バックギャモンの競技会では、5以上の奇数になるポイントが設定されており、ゲームを繰り返して設定されたポイントを先取した人が勝者になります。
シングル
ゲーム終了時「相手の駒が1つ以上ゴールしている」場合、勝者が1ポイント獲得します。
ギャモン
ゲーム終了時、「相手の駒が1つもゴールしていない」場合は、勝者が2ポイント獲得します。
バックギャモン
ゲーム勝利時、「相手駒が1つもゴールしておらず、インナーボード内やバーの上に駒が残っている」場合は、勝者が3ポイント獲得します。
バックギャモンのルール
バックギャモンのルールについて紹介します。
勝利条件
ゲームの勝利条件は、場に出ている駒を全てゴールに到達した人がゲームの勝者になります。勝利時に獲得するポイントは先述した3種類の勝ち方を参照してください。
ゾロ目は4回動かせる
サイコロを2つ振った出目がゾロ目になった時は、ボーナスとして自分の駒を4回出た目の数だけ移動できます。1つの駒を4回移動させるも良し、4つの駒を動かすことも良しです。
得点を倍にするダブルについて
サイコロを振る前に得点を倍にできる「ダブル」を提案できます。提案された相手がダブルを拒否した場合、ゲームを終了。ダブルを提案した人が1点獲得して勝利になります。
ダブルは何回でも提案可能です。2回目以降は前回ダブルを受け入れた側だけ提案する権利があり、倍率は2・4・8・16…と増えていきます。
ダブルにはポイントを倍にするだけでなく、ほぼ試合が決しているゲームを終わらせる意義があります。これにより優勢側が終了まで続ける作業感が減り、ゲームがスピーディになりました。
各用語の説明
バックギャモンで使用している用語をそれぞれ紹介します。
ブロック
相手の駒が同じ場所に2つ以上ある場合はブロック状態となり、その場所に自分の駒を配置できません。ブロックされた場所を飛び越えて進むことは可能です。
ヒット
サイコロの出目によって駒を動かす際、相手の駒が1つだけ配置されている場所に移動してヒット可能です。ヒットした際は相手の駒を中央のバーに配置します。
エンタ―
ヒットされてバー上に置かれた駒を場に復帰させる行為です。ヒットされてバー中央に置かれた駒は最優先でエンタ―させなくてはいけません。
ダンス
エンタ―する際にサイコロの出目によって行ける場所がブロックされている場合、何もできず手番が終了します。
ベアイン
ベアインは、ゴールから6マス以内のエリア「インナーボード」に駒を進めることです。自分の駒全てをベアインしないとゴールできない点に注意が必要です。まずは全ての駒のベアインを目指しましょう。
ベアオフ
駒をゴールに入れるです。ベアオフするには、サイコロの目がゴールまでピッタリでないとできません。しかし、サイコロが一番後ろの位置からゴールより大きな目が出た場合、一番後ろの駒をベアオフします。
バックギャモンの遊び方
バックギャモンの遊び方を紹介していきます。
座る位置によってゴール位置が右側と左側に変わりますが、自分のゴールは必ず手前側になります。相手側ゴールから自分のゴールに向かって駒を進行していきます。
初期配置
各参加者は、ゲーム開始前にそれぞれ駒を配置します。配置する駒は以下の通りです。
- 相手ゴールから1番目の位置に駒2つ
- 相手ゴールから12番目の位置に駒5つ
- 相手ゴールから17番目の位置に駒3つ
- 相手ゴールから19番目の位置に駒5つ
遊び方
バックギャモンの遊び方を紹介します。
サイコロを振って駒を動かす
先行後攻を決めて、順番に進行していきます。自分の番が来た参加者はサイコロを2つ投げ、駒を動かします。動かす駒は1つの駒を2つの出目分を移動させるか、2つの駒をサイコロ1つ毎の出目分を移動させることが可能です。
移動できる場所に相手駒が2つ以上ある場合はブロックされ自分の駒は置けません。
相手の駒が1つの場合はヒット可能。ヒットで相手を邪魔しながら自分の駒をベアインさせていきましょう。
ベアオフの条件
ベアオフするには、自分の駒全てをベアインしなくてはいけません。
また、ベアインしている駒をベアオフするには、サイコロの出目がゴールまでピッタリ同じ必要があります。サイコロの出目が一番後ろからゴールより大きな目が出た場合、一番後ろの駒からベアオフします。
相手より先に自分の駒全てがベアオフ出来たら勝利です。
バックギャモンとは
バックギャモンとは、2人で遊ぶ世界最古のボードゲームとなるテーブルズの一種で、西洋双六とも言われています。日本に伝わったのは飛鳥時代で「雙六」という名前で流行。しかし、賭博として遊ぶ人が多く、朝廷に禁止されていました。
サイコロを使うため運要素が強いと思いがちですが、長期的には戦略が重要です。サイコロを振って相手の次の手を予測しながら選択し、自身の駒を移動していきます。
チェスのように、計算機科学者の興味によって研究およびソフトウェア開発が行われ、人間の世界チャンピオンに勝つほど発展しています。
まとめ
今回は、2人用ボードゲーム「バックギャモン」の勝ち方やルール、遊び方などについて解説しました。
バックギャモンは「シングル」「ギャモン」「バックギャモン」の3種類の勝ち方が存在します。最高3ポイントですが、ダブルの提案によって一発逆転も可能です。相手の駒をヒットして妨害しつつ、自分の駒をゴールさせましょう。
ルールや遊び方が複雑で難しく見えるかもしれませんが、何回か遊んでみるとすぐに覚えられるでしょう。
バックギャモンは、Switchの「世界のアソビ大全51」やブラウザで遊べるオンラインサービスなど様々な方法で遊べます。興味のある方はこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか。









