学者となり、北米の未開地に潜む未確認生物(クリプティッド)を他の学者より先に発見を目指すボードゲームの『クリプティッド(Cryptid)』、それぞれのプレイヤーの持つヒントを合わせることで、広大なマップのある1マスが浮かび上がるという大人気ボードゲームです。今回はそんな『クリプティッド(Cryptid)』のルールや遊び方をご紹介します。
クリプティッド(Cryptid)の基本情報
『クリプティッド(Cryptid)』はJELLY JELLY GAMESから発売されているゲームで、各プレイヤーに与えられた断片的なヒントを組み合わせて、未確認生物(クリプティッド)の生息地を誰よりも早く見つけるボードゲームです。プレイヤーはそれぞれ、マップ上のどこかにいる未確認生物の生息地に関する異なるヒントを持っており、自分の手番に他のプレイヤーに質問し、情報交換することで生息地を探します。推理やロジックなどを駆使していち早く未確認生物(クリプティッド)の生息地を見つけ出しましょう。

(出典:以下画像の出典YouTube JELLY JELLY CHANNEL公式)
- 発売時期:2018年1月
- プレイ人数:2〜5人
- プレイ時間:30〜50分程度
- 対象年齢:10歳から
クリプティッド(Cryptid)の内容物
『クリプティッド(Cryptid)』の内容物は、地形タイル6枚、プレイヤーコマ (ディスクとキューブ)5セット、巨石コマ(八角柱)4個、廃墟コマ (三角柱)、文献 5冊、ポーン 1個、カード54枚となっています。色んな木ゴマが入っており、各プレイヤーは担当する色のキューブとディスク、そして対応する文献を受け取りゲームをプレイすることとなります。

クリプティッド(Cryptid)のゲームの目的・勝利条件
『クリプティッド(Cryptid)』のゲームの目的・勝利条件は、他のプレイヤーより先に未確認生物(クリプティッド)の生息地を誰よりも早く見つけることになります。各プレイヤーが持つヒントをうまく推理して生息地を探し出します。

クリプティッド(Cryptid)のゲームの流れとルール
ここからは『クリプティッド(Cryptid)』の実際のゲームの流れとルールをご紹介します。

まずは、今回遊ぶ難易度(マップカード)を選びます。マップカードには白と黒があり、マップカードの色を選んだらそのマップカードから1枚引いてその通りに地形タイルを組み合わせます。マップカードの裏にはプレイ人数別に手がかり番号が示してありますので各プレイヤーは自分の文献の中身を見て番号の手がかりを確認します。

次にマップカードに記されている通りに巨石コマ、廃墟コマを設置します。これで準備完了です。

ジャンケンなどで順番を決めたらゲームスタートで、各プレイヤーは時計回りに条件に合うようキューブを1個ずつマップ上のマスに配置していき、各プレイヤーは2個持つキューブを配置するまで時計回りに手番を行います。(※このキューブはそのマスに未確認動物が生息していないことを示します。)

手番では「質問」と「探索」を選択します。
「質問」する場合は、相手プレイヤーの誰かを選んでポーンコマをマップに置いてそのマスに未確認動物がいるかどうかを質問し、質問された相手プレイヤーは自分の手がかりに従って未確認動物がいる場合はディスクを、いない場合はキューブを配置し、キューブが配置された場合、質問をしたプレイヤーも新たに自分の色のキューブを配置しなければなりません。

次に「探索」です。「探索」では指定したマスにディスクを配置することで「未確認動物がいる」と宣言できます。探索するマスにすでに自分の色のディスクが配置されている場合は、さらに他のマスにディスクを配置しなければなりません。左隣のプレイヤーから順にディスクかキューブを配置していきます。キューブが置かれたらその時点で探索は終了し、探索を行ったプレイヤーは自身の手がかりにしたがって新たにキューブを1個置きます。

全てのプレイヤーがディスクを配置した場合、探索を行ったプレイヤーは未確認動物の生息地を特定したことになりゲームに勝利するということになります。
クリプティッド(Cryptid)の魅力
『クリプティッド(Cryptid)』の魅力は、シンプルなルールで、他のプレイヤーの持つ断片的な情報を組み合わせて未確認生物の居場所を特定する論理パズル的な面白さと言えます。各プレイヤーの質問を通じて、ボード上の情報が徐々に明らかになっていき、初心者でも入りやすいのも魅力と言えるのではないでしょうか。コミュニケーションをとりながら一緒に推理していくのは、お子さんを相手にしても楽しめること間違いなしです。プレイ後にどういった推理・推測をしたのか語り合ったりするのも楽しめるポイントの1つではないでしょうか。

クリプティッド(Cryptid)はオンラインでも楽しめる!
クリプティッド(Cryptid)は、公式のWebアプリを使って遊ぶことができます。
説明書にあるURLもしくはQRコードからリンクに飛び、スマートフォン等モバイル端末の場合は画面上部の国旗かメニューをタップ、PCの場合は画面右下から、日本語を選択するだけですぐに遊ぶことができます。毎回ボードを作り直すことなく、同じボードと違う手がかりで複数回遊ぶこともでき、遊びすぎて手がかりと番号を覚えてしまったという方も楽しめるようになっています。
【まとめ】
今回は『クリプティッド(Cryptid)』のルールや遊び方をご紹介しました。与えられた断片的なヒントを組み合わせて、未確認生物(クリプティッド)の生息地を誰よりも早く見つけるボードゲームと聞いて複雑そうに感じた方もいるかもしれませんが、やっていることは意外とシンプルで遊びやすい印象があります。対象年齢も10歳からとなっている為、小学生高学年のお子さんとも楽しむことができます。毎年、年に数回訪れるお盆や年末年始など、家族の集まりや友人の集まりで一度楽しんでみてはいかがでしょう。









