ギャンブルといえば競馬などの公営ギャンブルからMahjong 365のようなオンラインでできる麻雀など様々です。たくさんあるので何から始めてみようか、何に賭ければいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、公営ギャンブルを始めとする日本で認められているギャンブルの種類や、宝くじやサッカーくじなどを含めた各種ギャンブルの還元率について解説していきたいと思います。
日本で運営されているギャンブル
日本では賭博を犯罪とする法律があるため、あらゆる賭け事が違法とされています。ただし、法に基づいて運営されているギャンブルもいくつか存在しています。
まずは、日本で楽しめるギャンブルの種類を見ていきましょう。
公営ギャンブル
公営ギャンブルとは中央競馬、地方競馬、競輪、競艇、オートレースの5競技を指します。
公営競技や公営賭博ともいわれ、一定の社会還元を行うことを前提に合法的にギャンブルの運営が認められており、運営元となる地方公共団体等に残った利益の一部は公益事業を推進するための財源として利用されます。
公営ギャンブルは以下の法に基づいて運営されており、法の制定から70年以上の歴史を誇っていす。
競技 | 法令 | 制定 | 管轄省 |
競馬 | 競馬法 | 1948年 | 農林水産省 |
競艇 | モーターボート競走法 | 1951年 | 国土交通省 |
競輪 | 自転車競技法 | 1948年 | 経済産業省 |
オートレース | 小型自動車競走法 | 1950年 | 経済産業省 |
その他日本で運営されているギャンブル
公営ギャンブル以外にも、日本で合法となっているギャンブルには以下のものがあります。
宝くじ
年末ジャンボ宝くじやサマージャンボ、ロト6などを代表とする宝くじは、1948年に総務省により施行された当せん金付証票法に基づいて運営されています。収益は当選金となるほか、一部は都道府県と20指定都市の公共事業や社会貢献広報費として利用されます。
スポーツ振興くじ
TOTOやBIGなどのサッカーくじを代表とするスポーツ振興くじは、試合の結果やチームの得点を予想するものです。これはスポーツ庁により定められている特別法に基づいて運営されています。収益の一部は地域スポーツの振興や競技水準の向上等のスポーツ振興の財源にあてられています。国内のサッカーだけではなく海外の試合や、サッカーの他にバスケットボールの試合がありますよ。
還元率が高いのは
還元率は払戻率やRTP(リターン・トゥー・プレイヤー)とも言われ、以下の式で求められる配当の割合を表しています。
還元率=全体の配当額÷全体の賭け額
還元率が高いほど、賭けた側に利益が戻っている事を示し、その数値はギャンブルの種類や賭け方によって異なります。
公営ギャンブルの還元率
まずは、公営ギャンブルの還元率を見ていきましょう。
- 競馬:約70~80%
- 競艇:約75%
- 競輪:約70~75%
- オートレース:約70~80%
総務省のデータによると公営ギャンブル(地方競馬、競艇、競輪、オートレース)全体の還元率は74.8 %となっています。
その他ギャンブルの還元率
その他のギャンブルの還元率は、以下のようになっています。
- 宝くじ 45.7 %
- サッカーくじ 49.6 %
- パチンコ 約85-90%
- オンラインカジノ 約95%
還元率通りの結果が得られるの?
還元率が高いギャンブルを試したのに全く違った結果になった、という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。還元率は全体の賭けに対する数値となり、個人単位での賭けで還元率通りの結果が約束されているわけではありません。
大勝ちをする可能性もありますが、大損をする可能性もありますので、還元率はあくまで参考としてとらえましょう。
まとめ
日本で合法的に認められているギャンブルの利益は、社会を支援するための財源となります。合法的で社会に貢献しているとはいえ、のめりこんでしまうとお金だけはなく仕事や家族、友人などを失ってしまう可能性もあります。個人の生活に支障をきたさないよう、負けても問題ない範囲でのギャンブルを楽しみましょう。