カタカナのお題でカタカナを使わずに説明して、みんなに当ててもらうというカードゲームの『カタカナーシ』シンプルなゲームながら私たちの身近にある言葉にどれだけカタカナが使われているか感じさせてくれるゲームです。今回はそんなカタカナーシの遊び方や楽しめるお題についてご紹介します。
カタカナーシの基本情報
『カタカナーシ』は株式会社幻冬舎から発売されたカードゲームでカタカナのお題でカタカナを使わずに説明して、みんなに当ててもらうというシンプルなゲームです。ゲームデザイナーのKazuna*(TUKAPON)がゲームマーケット大賞2017で優秀作品賞を受賞した「ボブジテン」をリメイクした作品で幅広い年齢層で遊ぶことができます。
- 発売時期:2019年4月
- プレイ人数:3〜8人
- プレイ時間:約15分
- 価格:1,760円(税込)
- 対象年齢:8歳以上
カタカナーシの初期配置と内容物
『カタカナーシ』の内容物はお題カードが72枚、イベントカードが8枚、説明書が1枚となっています。初期配置は山札(お題カードとイベントカードを混ぜたもの)を中央に置きゲームを開始します。
カタカナーシのゲームの目的・勝利条件
『カタカナーシ』の目的・勝利条件は先に10点を獲得することです。お題を出すプレイヤーがカタカナを使いそれを指摘したら指摘したプレイヤーに1点、お題が正解だったらお題を出した人と正解した人に1点、正解した人は次の出題者になるのでうまく正解に導けば2点分獲得することができます。
カタカナーシのゲームの流れ
『カタカナーシ』のゲームの流れは、最初に山札(お題カードとイベントカードを混ぜたもの)を用意してジャンケンなどで最初の出題者となるスタートプレイヤーを決めます。
スタートプレイヤーとなった人は山札からカードを引き山札の数字のお題を説明します。例えばお題カードが「1.ストレッチ2.チームワーク3.セーフ4.ファウル5.アシスト6.フェイント」となっていて山札の一番上の数字「3」だった場合3のセーフについて説明するということになります。他の人に絶対に見えないように確認しましょう。
お題が決定したらスタートプレイヤーはカタカナを使わないように説明します。例で紹介した「セーフ」であれば「野球で打者が打って一塁に向かって走って相手より早く塁に触ること」といった具合で説明します。
カタカナを使ってしまったら、他のプレイヤーはカタカナを使ったことに対し指摘することができます。指摘したプレイヤーは1点(出題者のカード)を貰うことができ、出題者が次のプレイヤーに移ります。
回答する側は思いついたワードを回答していきます。回答は早いもの勝ちになりますので思い浮かべた単語を言っていきましょう。原則回答権は1人1回です。
正解者がでなかった場合は新たにカードを引き直して再度説明します。この時、最初のお題の得点は誰にも入らないので注意しましょう。カードは山札に戻すか避けておきます。
次のプレイヤーになった人は同様に山札からカードを引いて説明し、これを誰かが10点獲得するまで続け、最終的に10点を獲得した人が勝者となります。
カタカナーシのルール説明
ここからは『カタカナーシ』のルールについて説明します。得点が貰える条件は①出題者として見事正解に導くことで1点②正解することで1点③カタカナを使ったことを指摘することで1点の3パターンになります。回答権は基本的に1人1回で正解したプレイヤーは次の出題者になりますのでうまく正解に導くことで合計2点を獲得することができます。最終的に誰かが10点獲得するまで続けます。
イベントカード
山札にはお題カードとは別にイベントカードが混ざっています。イベントカードは「単語だけで」「ラップ風に」「声を出さずに」「濁音・半濁音なしで」の4種類が2枚ずつあります。イベントカードを引いたら横に置いて次のカードを引きそのお題をイベントカードの内容に合わせて説明します。
- 「単語だけで」は文章で説明することができず、単語をいくつも出して説明します。先ほどのセーフであれば「野球」「打者」「打つ」「走る」「塁」「触る」といった感じになります。
- 「ラップ風に」は自分なりのラップで表現します。
- 「声を出さずに」はジェスチャーなどで表したり口の動きなど声を出さない工夫をして説明します。
- 「濁音・半濁音なしで」は濁音・半濁音を使わずに説明します。
カタカナーシに登場するお題
『カタカナーシ』に登場するお題は以下のようなものがあります。全部で432個のお題があるので全てはご紹介できませんが一部ご紹介します。
スパイシー | ジューシー | トロピカル |
プレーン | カロリー | ビタミン |
アジア | ハワイ | アフリカ |
ヨーロッパ | ピラミッド | アルプス |
ロビー | エレベーター | アーケード |
テラス | ベランダ | タワー |
ボクサー | バドミントン | ボウリング |
カーリング | アイスホッケー | カヌー |
イベント | コンテスト | トークショー |
セミナー | キャンペーン | サービス |
コンセプト | アイディア | プロジェクト |
スキル | マニュアル | ノウハウ |
などがあります。これで36ワードなので、この12倍ものワードが用意されているので楽しめること間違いなしといえます。
カタカナーシは実際のカードゲーム以外でも楽しめる!
カタカナーシを実際のカードゲームの以外で楽しみたい場合はアプリ版「あのあれ」やWeb版「ランダムカタカナ語ゲーム」で遊ぶことができます。友人や家族で集まって楽しみたい場合はこちらを利用するとすぐに遊ぶことができます。
【まとめ】カタカナーシのルールを覚えて遊んでみよう!
今回はカタカナーシの遊び方や楽しめるお題についてご紹介しました。様々なカタカナのワードを、カタカナを使わず説明するシンプルなルールで楽しめるカタカナーシ、第2弾のカタカナーシ2も登場し新しいお題やイベントカードも追加されました。日本語の面白さやうまく説明できた時の爽快感はこのゲームならではの魅力のようにも思えます。小学生くらいから楽しめるので友人と集まった時はもちろん家族や親戚が集まった時に楽しんでも盛り上がること間違いなしでしょう。興味があればぜひ一度プレイしてみてください。