2003年にドイツで発売され、世界で数多くのゲーム賞を受賞したパズルボードゲームの決定版「ウボンゴ スタンダード版」。発売から20周年を迎えても、人気が衰えることのなく、ボードゲームを触ったことがある人は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんなパズルボードゲーム「ウボンゴ スタンダード版」の基本情報やルール、遊び方を紹介していきます。
ウボンゴ スタンダード版の基本情報
(出典:株式会社ジーピー)
ウボンゴとは、スワヒリ語で「脳」という意味を持ち、脳トレ要素のあるパズルゲームにボードゲームの要素が合わさった画期的なパズルボードゲームです。
大人から子供までワイワイ楽しみながら脳トレができます。海外では小中学校でも脳トレの教材として導入されているゲームです。
(出典:株式会社ジーピー)
- 発売時期:2003年
- プレイ人数:1~4人
- プレイ時間:約25分
- 対象年齢:8才以上
ウボンゴ スタンダード版の初期配置と内容物
(出典:株式会社ジーピー)
初期配置
ラウンドトラックボードの青い穴に、青い宝石コマ、茶色の穴に、赤い宝石コマを配置します。
各プレイヤーにパズルタイル12枚を配布します。
内容物
- パズルボード(36枚)
- パズルタイル(48枚 = 1人12枚 × 4人分)
- ダイス
- 砂時計
- 宝石コマ(58個)
- ラウンドトラックボード
ウボンゴ スタンダード版 ゲームの目的・勝利条件
(出典:株式会社ジーピー)
ゲームの目的
ウボンゴ スタンダード版の目的は、素早くパズルを解いて脳トレすることです。知育ゲームとしても遊べ、パズルタイルも表裏で難易度が違うため親子でハンデを付けて一緒に脳トレできます。
ゲームの勝利条件
ウボンゴの勝利条件は、パズルを解いて貰えるポイントが一番多い人が勝利です。パズルを解くスピードが他のプレイヤーより早いほど良い宝石が貰え、9ラウンド行った後に合計得点が一番多い人が勝利になります。
ウボンゴ スタンダード版 ゲームの流れ
(出典:株式会社ジーピー)
- ダイスを振ると同時に砂時計をスタートする
- ダイスと同じマークで指定されているピースを集める
- 集めたピースをはめていく
- 全てはめられたら「ウボンゴ」と言う
- 順位が1位と2位の人はラウンドトラックボードから宝石を取得する
- 3位以下でパズルが解けた人は袋から宝石をランダムで取得する
- 1~5を9ラウンド行い、ポイントの総数が多い人が勝利
ウボンゴ スタンダード版 ルール 説明
(出典:株式会社ジーピー)
プレイヤーは砂時計が落ちきる前にパズルを完成させる必要があります。パズル完成が1着で青色の宝石(3点)、2着で茶色の宝石(1点)が獲得できます。
パズル完成だけでも袋の中から宝石を1つランダムで獲得できます。袋の中には赤色(4点)、青色(3点)、緑色(2点)、茶色(1点)の宝石があるため、運が良ければスピードが遅くても逆転できる可能性があります。
また、ゲームに慣れている人同士でスピード勝負したい場合は、1位赤色、2位青色、3位緑色、4位茶色と順位に応じて渡す宝石を決めることで運要素を無くし完全なスピード勝負となります。
1人で制限時間を設けてパズルを解き続けることも可能です。
ウボンゴ スタンダード版の魅力
(出典:株式会社ジーピー)
ウボンゴ スタンダード版の魅力を紹介します。
魅力①:誰でも遊べる
ウボンゴは、パズルを解くというシンプルなルールなので年齢を問わずに遊べます。1人でパズルとして遊べるので、お子様の学習玩具として遊びながら脳のトレーニングが可能です。
子供や友達と一緒に遊ぶことで「ここはどうしたらパズルが解けるのか」を考えるなど、コミュニケーションも多く生まれます。大人も子供もパズルで頭の体操が出来てワイワイ楽しめるボードゲームになります。
魅力②:どんな人でも1位になれる
ウボンゴはパズルを解くスピードが早いと、宝石を獲得できますが、早くなくても高得点の宝石が手に入る場合があります。
パズルを解くのが早い人が必ず勝つという訳ではないので、どんな人でも1位になれる可能性があります。
魅力③:パズルの難易度が選べる
パズルボードの表裏によって難易度が変わり、通常レベルではめるタイルの数が3つ、上級レベルでタイルの数が4つになります。初心者やお子様は難易度の低いパズルで、大人は難易度を上げたパズルなどでハンデをつけるとバランスよく遊べるゲームになります。
1人で遊ぶ場合も普通の問題に慣れた後は、難しい問題に挑戦することでより長く楽しめます。
魅力④:パズルのバリエーションが多くて飽きない
ウボンゴのパズル種類は432問あるので、前回と同じ問題が出ることが少ないです。プレイする度に新しい問題に出会えるため、飽きずに長く楽しめます。
1度解いたパズルでも考えを間違えると解けなくなるので何度でも新鮮な気持ちで遊べるのがこのゲームの魅力となっています。
もし、パズルのバリエーションを全て網羅して飽きてしまった人は、派生版を購入すると新たなパズルに挑戦できるので派生版の購入を検討すると良いでしょう。
魅力⑤:派生版も多く発売している
ウボンゴのルールは同じに、キャラクターやパズルが変わった派生版も多く発売しています。スタンダード版が飽きた場合は派生版を購入すると新たな問題にも出会えるのでより楽しめると思います。お子様と遊ぶ場合は、キャラクター物のウボンゴも発売しているのでそちらをオススメします。
(出典:株式会社ジーピー)
ウボンゴはオンラインでも楽しめる!
ウボンゴは、アプリ版(Andorid/iOS)の「ウボンゴ – ダス・ワイルド・レゲスピエル」があります。アプリはソロプレイのみですが、じっくりプレイしたい人にはおすすめです!
【まとめ】ウボンゴ スタンダード版のルールを覚えて遊んでみよう!
(出典:株式会社ジーピー)
今回は、パズルボードゲーム「ウボンゴ スタンダード版」のルールや遊び方について解説しました。子供から大人まで気軽に脳トレが出来るボードゲームとして、ウボンゴは数々の賞を受賞しています。
販売数も250万部を突破しており、多くの人々に愛されているボードゲームと言うのがわかります。ボードゲーム初心者にもオススメのボードゲームとなっているので、興味がある方はこの機会に購入して遊んでみては如何でしょうか。