プレイヤーが商人となって品物を仕入れて売却するという2人専用ボードゲーム「ジャイプル(Jaipur)」今回はアプリ版も登場した、そんなジャイプル ボード ゲームの遊び方やルールについてご紹介します。ルールや遊び方はアプリ版もボードゲーム版も同じなので、今回は本家のボードゲーム版での遊び方をベースにご紹介していきます。
ジャイプルとは?
ジャイプル ボード ゲームは、プレイヤーが商人となって、宝石・布・香辛料などの商品を集めて売りさばくという2人用ボードゲームで、基本商品は先に売った方が価値が高くなります。ただし、同じ種類の商品をたくさん集めて売ることでボーナスがもらえるという仕様もあるため、先に売るのか・後でまとめて売るのか、という見極めが必要なゲームです。良い品を大量に手に入れた時、頑張って貯めた商品をたくさん売却できた時は爽快です。
ジャイプルの基本情報
ジャイプルの対応デバイスやゲームの種類、気になる料金などの基本情報を紹介していきます。
対応デバイス
- iOS(Apple Store)
- Android(GooglePlay)
- PCブラウザ(BOARD GAME ARENA※以下BGA)
ゲームの種類と料金
ゲームの種類はボードゲーム、基本2人専用ゲームになっており、アプリ版では「ソロモード(CPU対戦)」1つのスマホ・タブレットで遊ぶ「対人戦モード」「オンラインモード」があります。料金はApple Storeで600円、GooglePlayで4.49ドル(約650〜700円)、PCブラウザ(BOARD GAME ARENA)は無料となっていました。
ジャイプルの遊び方・操作方法
ジャイプル ボード ゲームでは、より多くの富を獲得してマハラジャ大商人になることを目指します。ゲームの最後に相手より多くの富を獲得していた方が勝者となります。
コイン(富)は上から「ダイヤ(赤)」「金(黄)」「銀」「布(紫)」「香辛料(緑)」「革靴(茶)」の順で価値があります。
ゲームが始まると中央に山札と市場(ラクダカード3枚と山札から2枚)が設置され公開されます。各プレイヤーは山札からカードを5枚引いて手札にラクダカードがあれば家畜置き場に表向きでおきます。次に物品のコイン(トークン)を並べたら準備完了になります。(アプリ版BGA版ではこの状態がスタートになります)
ジャイプル ボード ゲームのルール
することはすごくシンプルで自分の番にできることは、カードを取る、カードを売却するだけです。この2つの行動を交互に実行していくだけなのでシンプルに楽しむことができます。
カードを取る
市場に出ているカードを取る場合は「品物1つを取る」「品物複数を取る」「ラクダを取る(※ラクダを取る場合は全てのラクダを取らなくてはいけません)」から選択します。手札の上限は7枚となっており8枚以上持つことはできません。
品物を1つ取った場合は山札から市場に補充します。品物を複数取った場合は「交換」という扱いになり手札かラクダカードを選択して、取った枚数分を手札やラクダカードで補充します。ラクダカードを取った場合は家畜置き場にカードを置き、取った分の補充を山札からします。
ちなみにラクダカードは手札ではなく家畜置き場にある為、手札の枚数にはカウントされません。
商品を売る
商品を売りたい場合は、売りたいカードを選択して「売却する」ことができます。手札の物品カードを1種類選択して捨て札にすることでコイン(トークン)を獲得することができます。「布(紫)」「香辛料(緑)」「革靴(茶)」は1枚から交換できますが、高価な「ダイヤ(赤)」「金(黄)」「銀」は2枚以上ないと売却できませんので注意しましょう。
捨てることで、捨てた枚数と同数のトークンを獲得することができます。
ボーナストークン
ルールの1つにボーナストークンというものがあります。通常のトークンに加え、まとめ売りなどすることで「3枚売却ボーナス」「4枚売却ボーナス」「5枚売却ボーナス」があります。ボーナスの加算が何ポイントかは引いてのお楽しみになっていて、もちろん「3枚売却ボーナス」より「5枚売却ボーナス」が高く設定されています。
ラウンドの終了
このシンプルな行動を続けていき、最終的に「山札が足りなくなる」「物品トークンが3種類なくなる」という状況になれば、そのラウンドは終了となり、最終的な点数計算を行います。
得点の計算
得点の計算は、まずラウンドが終了した時点で家畜置き場にあるラクダの数を数えます。そのラクダの数が多い方にラクダボーナスが加算されます。ラクダポイントは5点あるので最終的にうまく相手よりラクダを確保できるようにするのも勝利のポイントになってきます。
その後は、自分の保有しているトークンのポイントを加算していき、最終的にポイントが多かった方がそのラウンドの勝者ということになります。一般的なルールではラウンドを先に2回勝利した方が勝者となります。
ジャイプルまとめ
ジャイプル ボード ゲームの魅力は、どこまで我慢して商品を確保するか、今売って大丈夫だろうか、という単純だからこそ奥が深いところではないでしょうか。ゲーム開始時は最初に売った方がポイントを多くもらえるので、どんどん売っていった方がいいのでしょう。しかし、中盤から後半になるとまとめ売りのボーナスや、トークンの残り枚数、最終的なラクダカードの枚数まで考えてしまいます。
ラクダの重要性
やってみるとわかるのですが、高得点のトークンが重要に思われがちなジャイプル ボード ゲームですが、実際にやってみるとラクダカードの使い方がものすごく重要になってきます。最終的な数もそうですが、市場にあるラクダカードを取るときは全部回収する必要があるので、次の相手の番の市場には新たなカードがその分並びます。そのラクダカードの扱い方も含めて奥の深いゲームになっています。
単純だからこそ楽しめるゲーム
単純でシンプルなゲームになっているこその奥深さや楽しさがあるジャイプル ボード ゲーム、通常のボードゲーム版とアプリ版もあるので一度遊んでみてはいかがでしょうか。