伝言ゲームは、家族や友達と一緒に楽しめるシンプルなゲームです。一言一句を丁寧に伝えているつもりでも、どこかで言葉が変わってしまい、最後にまったく違うフレーズに変わってしまう伝言ゲーム。言葉を繋げていく中で、思わぬ誤解や笑いが生まれることが魅力でもありますよね。
この記事では、伝言ゲームのお題を年代別に紹介します。伝言ゲームはお子様から大人まで、それぞれの年齢に合わせた楽しさを提供しますので、ぜひ参考にしてください。
年代別の伝言ゲームのお題を紹介
伝言ゲームのお題は山手線ゲームのお題と同じように、参加者の年齢や理解力に合わせて選ぶのがポイントです。家族や友人、学校や職場のレクリエーションなど、さまざまなシーンに応じてお題を変えるとみんなが楽しめると思います。ここからは、子供、中高生、大人向けに分けて伝言ゲームのお題を紹介します!
子供向けの伝言ゲームのお題
小さなお子様と遊ぶときは、シンプルで分かりやすい伝言ゲームのお題が最適です。言葉の長さや難易度を考慮し、短いフレーズを選びましょう。
- りんごは赤い
- うさぎが跳ねる
- にわとりが鳴いた
- 犬が吠える
- お花が咲いた
- パンダがくしゃみをした
- おばけがバナナを食べた
- しまうまが走っていった
伝言ゲームのこれらのお題は、幼稚園や小学校低学年のお子様でも理解しやすく、伝えるのも簡単です。短いフレーズながら、ゲーム中に微妙な変化が生じることで、笑いが生まれます。
中高生向けの伝言ゲームのお題
中高生になると、少し複雑な内容やユーモアの要素が加わった伝言ゲームのお題が楽しめます。学校生活や友達との関係をテーマにしたお題は親しみやすいです。
- 数学のテストで100点を取った
- 部活の試合で優勝した
- 文化祭でクラスが一等賞
- 好きな人からラブレターが届いた
- 放課後にみんなでカラオケに行った
- 英語の授業で先生が突然歌い出した
- 昼休みにパン争奪戦が起きた
伝言ゲームのこれらのお題は、学校生活の一部を反映しており、話題が身近なため、中高生にとっては特に盛り上がる内容です。また、話の中に具体的な場面や人物像を盛り込むと、より想像力を刺激するでしょう。
大人向けの伝言ゲームのお題
大人になると、伝言ゲームの醍醐味は複雑さにあります。特に言葉遊びや時事ネタ、さらにはディベートのお題としても使えそうなテーマを交えることで、盛り上がりを一層高めます。難しい単語や長い文章を使用することで、途中で伝言が変わることも楽しみの一つです。
- アインシュタインの相対性理論について話していたら、途中で眠くなった
- 株価が急上昇した原因は、謎の宇宙人が関与しているという噂が広がったから
- 世界一周旅行の計画が、突然キャンセルになった理由は台風の影響だった
- 地元のラーメン店が、ミシュランの星を獲得して観光地化した
- AIが人間の仕事を奪う日が来るというニュースに対して、職場でディスカッションが行われた
このようなお題は、言葉が長くなればなるほど、途中で伝言が崩れていく面白さがあります。場面の想像力や言葉の選び方が試され、会話のセンスが光る場面も増えるでしょう。
伝言ゲームをアレンジしてみよう

伝言ゲームの魅力は、単に言葉を正確に伝えることだけにとどまりません。ルールを少し工夫するだけで、まったく違った面白さやスリルを味わうことができます。家族や友人同士で遊ぶ際に、飽きずに何度でも楽しめる工夫として、伝言ゲームをアレンジすることでさらに楽しく遊ぶことができるでしょう。
ここでは、初心者でもすぐに挑戦できるものから、ちょっと変わったユニークな遊び方まで、おすすめのアレンジルールをいくつかご紹介します。
ジェスチャー伝言ゲーム
言葉を一切使わずに、身ぶり手ぶりでお題を次の人に伝える伝言ゲームです。シンプルながら想像力と表現力が求められるこのアレンジゲームは、言葉以上に誤解が生じやすいため、難易度が上がります。その分、ちょっとした仕草の違いで全く違う意味に伝わることも多く、思わぬハプニングで大笑いでき、大いに盛り上がるでしょう。
家族や友人と盛り上がりたいときにおすすめです。
文字伝言ゲーム
手のひらや背中に指で文字を書いて伝える、感覚を頼りにした伝言ゲームのアレンジです。特に背中でのやり取りは目に見えない分、難易度が高くなります。書く速度が速すぎると理解が追いつかないことがあるので、相手への配慮が大切です。
また、長いお題だと難しすぎるので、短めの単語を選ぶと良いでしょう。「さくら」「すいか」「くつした」と言ったような短めの単語を使うことで、子供から大人まで楽しめます。静かに集中して遊びたい場面にもぴったりです。
口パク伝言ゲーム
声を出さずに、口の動きだけでお題を伝えるルールです。口の動きや音をしっかりと伝えるためには、大げさな表現や一音ずつゆっくりと伝える工夫が必要です。発音をはっきり、大げさに口を動かすことで伝わりやすくなりますが、それでも言葉が変化しやすく、伝言ミスによる笑いが絶えません。
このゲームでは、参加者の表情が自然と豊かになり、場の雰囲気も温かくなるでしょう。お題は、「バナナ」や「テレビ」など、口の動きが特徴的なシンプルな単語が最適です。
お絵かき伝言ゲーム
言葉の代わりに、絵だけでお題を伝えていくアレンジです。1人目がお題を絵で描き、その絵を見た2人目が再び絵で伝え、最後の人が何のお題だったかを当てます。描いた人の表現力や解釈の違いによって、絵がどんどん変わっていくのが面白さのポイントです。
絵が苦手な人も気軽に楽しめ、年齢を問わず盛り上がれるゲームとなっています。
逆再生伝言ゲーム
スマートフォンなどの録音機能を使って遊ぶ、ちょっと高度でユニークな伝言ゲームのアレンジです。
3人1組で行うこのルールでは、まず1人目がお題を録音します。次に、2人目がその録音を逆再生で聞き、その逆再生された音を再度録音します。最後に3人目がその音源を逆再生で聞き、お題を当てることができれば成功です。逆再生の音はまるで呪文のようで、今までにないユニークな伝言ゲームを楽しみたい方やデジタル機器を活用して楽しみたい方におすすめです。
方言伝言ゲーム
日本各地の方言を使ってお題を伝える、ユニークで面白い伝言ゲームです。あえて自分の慣れない地域の言葉を使うことで、意味の取り違えや聞き間違いが起きやすくなり、思わぬ方向に伝言が変わっていくのが最大の魅力でしょう。たとえば「わややけん、はよせんと間に合わん!」(博多弁)など、日常会話に使われる方言を選ぶと臨場感が出て、言葉の面白さを再発見できます。
また、日本の地域文化に触れるきっかけにもなり、子どもたちの学びにもつながるでしょう。方言に詳しい人が参加すると、より楽しさが広がります。参加メンバーの中に様々な地域の人がいる場合は、地域ごとにチーム対抗にするなど、遊び方にも工夫を凝らすことができて面白いかもしれません。
まとめ
伝言ゲームは、子供から大人まで誰もが気軽に楽しめるゲームです。年代に合わせたお題を選ぶことで、それぞれの年齢層に合った盛り上がりを引き出すことができます。また、ルールにアレンジを加えることで、何度遊んでも新鮮な楽しさが味わうことも出来るのも伝言ゲームの魅力です。
今回紹介した伝言ゲームのお題を参考に、家族や友人とさまざまな場面で伝言ゲームを活用して、ぜひ楽しい時間を過ごしてみてください。ぜひ、言葉の面白さと伝える楽しさを体験してみましょう。
