2023年に冬仕様の商品も発売された『パッチワーク』。2人専用のボードゲームといえばこれ!というゲームですが、プレイしたことがない方もいらっしゃると思います。
そこで今回はパッチワーク ボードゲームのルール、遊び方を紹介していきます!
パッチワークの基本情報
パズルのようにタイルを自分のボードに並べて勝負する『パッチワーク』はルールはとても単純ですぐに覚えられますが、とても奥深いゲームです。
慣れれば15分程度で終わるゲームなので、繰り返しプレイしたくなること間違いナシのゲームです。
- 商品名:パッチワーク
- プレイ人数:2人専用
- プレイ時間:15分〜30分
- 対象年齢:8歳~
- ジャンル:タイル配置
- 発売時期:2020年
- デザイナー:ウヴェ・ローゼンベルク
- 日本語版販売:ホビージャパン
- 価格:3,300円
パッチワークの初期配置と内容物
(出典:ボードゲームサマリー研究所)
【内容物】
- 時間ボード1枚
- キルトボード2枚
- ポーンコマ1個
- 時間マーカー2個
- スペシャルパッチ5枚
- 特別タイル1枚
- パッチタイル33枚
- ボタンチップ50枚
【初期配置・準備】
パッチワーク ボードゲームの準備は以下の4工程です。
パッチワークの準備①「キルトボード」と「5ボタンチップ」を受け取る
(出典:ホビージャパン)
プレイヤーは、パズルボードの「キルトボード」とお金の「ボタンチップ5個」を受け取ります。
パズルボードは「9×9マス」になっており、このボードを隙間なく埋めることがゲームの目標です。
パッチワークの準備②「時間ボード」のセッティングする
(出典:ホビージャパン)
対戦相手と共通で使用する「時間ボード」をテーブル中央に、スタート地点にそれぞれの「時間マーカー」を置きます。「スペシャルパッチ」5枚を既定のマスに配置します。
パッチワークの準備③パッチタイルを環状に並べる
(出典:ホビージャパン)
全てのパッチタイルを時間ボードの周りに環状に並べます。かなり大きい円になるので、広いスペースが必要です
パッチワークの準備④「ポーンコマ」を配置する
(出典:ホビージャパン)
共通の「ポーンコマ」を最も小さいパッチタイル(2マス分)の隣に置きます。
これで、ゲーム準備完了です。
パッチワーク ゲームの目的・勝利条件
『パッチワーク』は、様々な形の布きれをつなぎ合わせて1枚の布を作ることを目的とした2人用ボードゲームです。9×9マスのボードにタイルを隙間なく埋めてキレイなパッチワークを作ることを目指します。
パッチワーク ゲームの流れ
【重要】特殊な手番システム
『パッチワーク』は交互に手番を行うのではなく、“時間マーカーが後ろにいる方”が手番になります。そのため、2~3回連続でプレイすることもあります。
マスの進め方は後ほど解説します。
手番ですること
出番が回ってきた時にやれることは以下の2つです。
- タイルを取ってボードを埋める
- 時間マーカーを相手の1マス先に進める
順番に解説します。
1.タイルを取ってボードを埋める
手番でできること1つ目が場からタイルを選んで、自分のボードを埋めることです。
1-1.タイルを選ぶ
(出典:ホビージャパン)
まずは、ポーンコマから「3枚先のパッチタイル」までの中から好きなタイルを選びます。選んだタイルに書いてあるボタン(お金)の数だけチップを支払うことで、そのタイルを獲得することができます。
ポーンコマは獲得したタイルがあった位置に移動します。
1-2.タイルをキルトボードに配置する
獲得したタイルを自分の「キルトボード」に配置します。
向きや裏表問わず置けるところであればOKです。その際、配置済みのタイルに隣接しなくても構いません。
1-3.時間マーカーを進める
最後に、自分の時間マーカーを獲得したタイルの値札に書かれている“砂時計の数字分”進めます。先ほど獲得したタイルの砂時計は「2」だったので、時間マーカーを2マス進ませます。
2.時間マーカーを相手の1マス先に進める
もうひとつ手番にできることは“時間マーカーを相手の1マス先に進めること”です。
自分の時間マーカーを“相手マーカーの1マス先”まで進め、進んだマス1つにつき1チップを受け取ることができます。
ゲームの終了
両者の時間マーカーがゴールマスに入ったらゲーム終了。得点計算します。
ボタン数はそのまま得点
自分が持っているボタンの数がそのまま点数になります。7点のボーナスタイルがあればそれも加えます。
パズルの完成度
自分のボードの空きマス1つにつき-2点になります。
ボタンの数の合計点から空きマスのペナルティをマイナスして、最終的な点数を算出します。最も得点が高いプレイヤーの勝利です。
パッチワーク ルール 説明
『パッチワーク』はパッチタイルを集めながら自分のキルトボードを隙間なく埋めていくゲームです。
ルールこそ簡単ですが、タイルを入手するためのボタンであったり、そもそもそのタイルの形などによって戦略も大きく変わってくる面白さがあります。
進めるにあたり、特殊なルールがありますので、そこを解説していきます。
特殊ルール①:特別なマスがある
時間ボードには2種類の特別なマスがあります。
スペシャルパッチマス
(出典:ホビージャパン)
「スペシャルパッチマス」に止まるか通り過ぎると、「スペシャルパッチタイル」が手に入ります。全部で5か所にあり、手に入れるのは早い者勝ちです。
このスペシャルパッチタイルは1マスタイルで、ボードの小さな隙間を埋められる貴重なタイルです。しかもこの方法でしか手に入らない貴重なタイルです。
ボタンの決算マーク
(出典:ホビージャパン)
決算マークを通過する度に、自分のボード上にあるボタンマークの数だけボタンチップが貰えます。
自分のボード上にボタンマークが8個あれば、決算を通過する度に8ボタンチップが貰えます。
特殊ルール②:先に7×7マスを埋めたらボーナスゲット
自分のボードにある7×7マスを先に埋めた人は「ボーナスタイル」が貰えます。このボーナスタイルを持っていれば、ゲーム終了時に「7点」が加算されます。
パッチワークはオンラインでも楽しめる!
パッチワーク ボードゲームのオンラインプラットフォームとして有名な「ボードゲームアリーナ(Board Game Arena)」で遊ぶことができます。
登録こそ必要ですが、あとは無料で遊ぶこともできるので、ぜひプレイしてみてください!
【まとめ】パッチワークのルールを覚えて遊んでみよう!
(出典:JELLYJELLYSTORE)
今回は2人専用のボードゲームとして有名な『パッチワーク』について紹介してきました。
ルールがシンプルだからこそ、拡張性があり、何度やっても違う楽しみができます。
ボードゲームアリーナのようにオンラインで腕を磨くこともできますし、ボードゲームカフェなどにも必ず置いてあるゲームなので、ぜひ色々な方と楽しんでみてください!