2013年にすごろくやより初版が発売され、年代を問わずに幅広く手軽に楽しめることから人気となったボードゲーム「犯人は踊る」。2023年には第3版が発売され、パッケージデザインがカードデザインと同じ様に、可愛らしく一新されました。今回は、そんな「犯人は踊る」の基本情報や遊び方について解説していきます。興味がある方はこの機会に購入して遊んでみては如何でしょうか。
犯人は踊るの基本情報
「犯人は踊る」は、ランダムに配られた手札の内、探偵カードを持った人が推理し、犯人カードを持っている人を当てるゲームです。様々な効果カードがあり、隣や任意の誰かに犯人カードを渡せます。渡した後は、誰が犯人かわかるので、逆に自分が当てられるチャンスです。探偵は犯人を当てたら勝ち、犯人は最後に犯人カードを場に出せたら勝ちになります。
- 発売時期:2013年
- プレイ人数:3~8人
- プレイ時間:10分
- 対象年齢:8歳以上
(出典:すごろくや)
犯人は踊るの初期配置と内容物
初期配置
(出典:すごろくや)
参加人数に合わせて必要になる基本的なカードを準備します。
参加人数3人
- 第一発見者:1枚
- 犯人:1枚
- 探偵:1枚
- アリバイ:1枚
- 残りのカードから8枚
参加人数4人
- 第一発見者:1枚
- 犯人:1枚
- 探偵:1枚
- アリバイ:1枚
- たくらみ:1枚
- 残りのカードから11枚
参加人数5人
- 第一発見者:1枚
- 犯人:1枚
- 探偵:1枚
- アリバイ:2枚
- たくらみ:1枚
- 残りのカードから14枚
参加人数6人
- 第一発見者:1枚
- 犯人:1枚
- 探偵:2枚
- アリバイ:2枚
- たくらみ:2枚
- 残りのカードから16枚
参加人数7人
- 第一発見者:1枚
- 犯人:1枚
- 探偵:2枚
- アリバイ:3枚
- たくらみ:2枚
- 残りのカードから19枚
参加人数8人
全てのカードを使用
(出典:すごろくや)
内容物
- 説明書
- カード32枚
(出典:すごろくや)
犯人は踊る ゲームの目的・勝利条件
持っているカードによって勝利条件は異なります。
探偵カード所持者
探偵カード所持者は、犯人カードが手札にある人を推理し、探偵カードを場に出した時に誰か宣言します。宣言された人が犯人カードを所持していると勝利です。
犬カード所持者
犬カードを場に出したとき、他の誰かひとりの手札を1枚選びます。選んだカードを全員に見せ、そのカードが犯人の場合、勝利です。
たくらみカード所持者
たくらみカードを場に出すと、犯人の味方になります。犯人が勝利すると一緒に勝利になり、犯人が敗北すると一緒に敗北になります。
犯人カード所持者
犯人カードを場に出すと、勝利です。犯人カードは手札が最後の1枚の時に場に出せます。
(出典:すごろくや)
犯人は踊る ゲームの流れ
- 準備したカードをシャッフルし、1人4枚ずつ裏向きに配る
- 第一発見者カードを持っている人から時計回りに進みます。所持者は第一発見者カードを場に出します。
- 次の人は手札からカードを選び場に出していきます。出したカードに書かれたアクションを実行します。
- 3を繰り返してカードを出していき、勝利条件を満たした人が勝利です。
(出典:すごろくや)
犯人は踊る ルール 説明
探偵に犯人と言われた場合
探偵に犯人と言われ、犯人カードを持っている場合は素直に負けを認めましょう。犯人カードを持っていない場合は「犯人ではない」ことを伝えます。また、アリバイカードを持っている場合は「犯人でない」と嘘をつくことが可能です。嘘をつくのはやめましょう。
出せるカードが無い場合
「手札4枚がすべて探偵カード」や「探偵カード3枚と犯人カード1枚」などで最初のターンに出すカードが無い場合は、「探偵カードを出して何も起きない」という状態でゲームを進めます。
手札が無くなった場合
カードを受け取る場合があるので最後まで参加しましょう。
たくらみカード使用者が探偵カードを出したときに犯人を当ててしまう
たくらみを優先するため、負けになります。
(出典:すごろくや)
犯人は踊るの魅力
子供から大人まで楽しめる
カードイラストも可愛らしく、ルールもわかりやすいため子供から大人まで手を出しやすいゲームです。トランプのババ抜きのように「誰が犯人カードを持っているんだろう?」と考えながら遊べるので、頭の体操としても最適です。
サクサク遊べる
手札が4枚なので、1プレイあたりの時間は10分程度で終わります。毎回展開が異なるので、何度プレイしても飽きずに楽しめます。サクッとプレイできるので、ちょっとした空き時間の埋め合わせとして遊べるのも魅力です。
推理ゲーム好きな人にオススメ
「犯人は踊る」は、探偵が犯人を推理して見つけるので、人狼などの推理ゲームが好きな人にオススメのゲームです。相手の表情や発言などが重要なヒントになるので、動向に注目しましょう。逆に自分の表情なども観察されるので、ポーカーフェイスやあえて演技をして周りの人を騙せます。人を騙したり推理したりするのが好きな人にオススメです。
展開が良く変わるためスリルを味わえる
カードの効果には様々なカードがあり、状況が都度変わります。急に犯人カードを渡されて特定されたり、犯人と目ぼしい人を追い詰めたりとハラハラドキドキのスリルを味わえます。一度探偵に名指しされ「犯人じゃない」と言った人でも、その後アリバイカードが出てきたら犯人だった可能性があります。探偵側は疑心暗鬼になり、犯人側は悟られないようハラハラドキドキのスリルを楽しめます。
入れるカードを変更してアレンジも出来る
参加人数によって事前に準備するカードを前述しましたが、人数が少ないときは入れるカードを変更してアレンジ可能です。今までと違うカードが入ることで、新鮮感が生まれてより飽きずに楽しめます。
(出典:すごろくや)
【まとめ】犯人は踊るのルールを覚えて遊んでみよう!
今回は、推理系ボードゲーム「犯人は踊る」の基本情報やルールなどについて解説しました。10分ほどの時間でサクッと遊べるゲームなので、ちょっとした空き時間に遊ぶと良いでしょう。アプリは現時点でリリースされていないので、オンライン対戦などはできません。遊ぶには「すごろくや」で販売されているボードゲームを購入する必要があります。興味がある方はこの機会に購入して遊んでみてはいかがでしょうか。
(出典:すごろくや)