様々なシーンで楽しむことができるパーティゲームでも知られている『ワードウルフ』各プレイヤーに配ったワードを元に会話し、その中に存在する少数派(ワードウルフ)違った単語を持つウルフを見つけ出すゲームです。少人数、短時間で遊べるゲームで今回は幻冬舎から発売されているボードゲーム版『ワードウルフ』のルール遊び方をご紹介します。
(以下画像の出典:YouTube 幻冬舎エデュケーション局)
ワードウルフの基本情報
幻冬舎から発売されたボードゲーム版『ワードウルフ』の基本情報は以下になります。8歳以上から遊べ、幅広い人数・短時間で遊べるこのゲームでは、最初は自分が市民(多数派)なのかワードウルフ(少数派)なのかわからないため、まずはそれ見極めます。ワードウルフだった場合はそうでないように振る舞う必要があるので観察力や推理力が重要になってきます。
- 発売時期:2020年4月25日
- プレイ人数:2〜8人
- プレイ時間:約5〜10分
- 対象年齢:8歳以上
ワードウルフの初期配置と内容物
ボードゲーム版『ワードウルフ』にはお題カード65枚、ミニホワイトボード8枚、ホワイトボードマーカー1本、説明書が入っており、まずは「司会者」を決め司会者はお題を決めます。65枚あるお題カードから1枚お題を選び、その中のお題から2つ選びます。2つのお題が決まったらホワイトボードに書き込み、ホワイトボードを伏せた状態でシャッフル配ったらゲーム開始できます。
ワードウルフゲームの目的・勝利条件
『ワードウルフ』でプレイヤーの目的は2つに別れます。市民(多数派)のプレイヤーは全プレイヤーの中に潜むワードウルフ(少数派)を探し出すのが目的となり勝利条件となります。逆にワードウルフ(少数派)となった人は自分がワードウルフであることを隠しつつ他のプレイヤーを惑わし、最後までワードウルフでないことを隠し続けることが目的・勝利条件となります。最終的に票を一番集めた人がワードウルフと判断され、ワードウルフ(少数派)が最多票であれば市民(多数派)の勝利、市民(多数派)のプレイヤーに最多票が集まればワードウルフ(少数派)の勝利となります。
ワードウルフゲームの流れ・基本ルール
『ワードウルフ』のゲームの流れと基本ルールを以下に説明していきます。
- 司会者となる人を1人決めます。他のプレイヤーに見えないように65枚あるお題カードから1枚選びそのカードに書かれている6つのお題の中から2つを選びます。
- お題が決まったら司会者の人はホワイトボードにその2つのお題を書きます。参加する人数によってワードウルフ(少数派)の人数も変化し、伏せた状態でシャッフル・プレイヤーに配りましょう。
- 配り終えたら各プレイヤーはお題を確認し3分間のディスカッションを開始します。(時間は変更可)
- ディスカッションが終了したら投票を行います。最終的にワードウルフ(少数派)だと思う人に一斉に指を差し最多票となった人がどっちなのか確認します。
- 最多票の人がワードウルフ(少数派)であれば市民の勝ち、逆に市民(多数派)が最多票となればワードウルフの勝ちとなります。
ワードウルフの特殊ルール
『ワードウルフ』の基本的なルールは流れで説明したものになりますが、ワードウルフには逆転のチャンスとなるオプションルール(特殊ルール)が存在します。それはホワイトボードが公開される前に最多票を集めた人が違う相手のお題を当てると逆転勝利となる。といったもので、もしワードウルフで票を集めても逆転勝利の可能性が残っています。
ワードウルフの魅力
ワードウルフの魅力は巧みな言葉遊びにあるといえます。言葉の選び方や発言するタイミングが重要になってくるこのゲームは学校や職場などでのコミュニケーションの向上、プレイすることで他の人の心理を読む力が付き、自分が発する言葉を的確に選ぶ力が付きます。私たちの生活の中で欠かすことができない「言葉」色んなシーンで役立つ基礎を作るのにも役立つゲームになっています。ゲームのルールも簡単で覚えやすいのも魅力で、小さいお子さんでも参加することで上手な言葉選びの成長に繋がるようなゲームです。
ワードウルフはオンラインでも楽しめる!
もちろんワードウルフはオンラインでも遊ぶこともでき、やり方は以下になります。
やり方①『Zoom』を使う
ボードゲーム版『ワードウルフ』を持っている人はZoomを使えば離れた人ともワードウルフを遊ぶことができます。しかし、持っている人は強制的に司会者となってしまいます。通常のボードゲームのように司会者がお題を選び、参加者にそれぞれお題を見せて進めるというものです。持っている人が司会者に徹してくれるのであればこの方法は有効的に使えますが、若干面白さが減ってしまうかもしれません。
やり方②『LINE BOT』を使う
『LINE BOT』を使ったものでLINEの友だち検索で「ID:@word_wolf」と検索、「Word Wolf」アカウントを友達追加します。LINEグループを作り、ワードウルフを楽しみたい人を招待しWord Wolfも招待します。集まったら「おーい」とメッセージを送ることでBOTが反応し、「ゲームスタート」を選択すると指示を出してくるのでその指示に従いながら楽しむことができます。
やり方③『アプリ』を使う
ワードウルフはアプリ版もあり、人狼ゲームという名前でも楽しまれています。様々な人狼ゲームアプリがあり、アプリ版であればアプリが話題を提供してくれるので簡単に楽しむことができ、アプリ特有の逆転チャンスなどもあります。通常のワードウルフではちょっとした準備が必要ですが、アプリ版だと簡単に遊ぶことができるので興味があればまずはやってみましょう。
【まとめ】ワードウルフのルールを覚えて遊んでみよう!
今回は幻冬舎から発売されているボードゲーム版『ワードウルフ』のルール遊び方についてご紹介しました。今の現代社会の一つの課題としても挙げられるコミュニケーションスキルや語彙力、それらを鍛えるのにも最適なワードウルフ。ワードウルフとなった人は他の人が持つ単語との共通点を見つけ、そう思わせるような表現力が必要になります。ワードウルフを繰り返し遊ぶことで、相手にそう思わせる語彙力やコミュニケーションスキルも自然と向上することでしょう。日々の生活はもちろん、様々な職業・ビジネスでも役立つ力が付くことも期待できるワードウルフ、友人や家族と是非プレイしてみてください。