幅広い年代の人が集まる正月やお盆などでなんとなく会話が終わって気まずい時間ってありますよね。トランプや簡単にできるボードゲームがあれば…と思うことも少なくないのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのがブロックスです。ルールは非常に簡単で、非常に盛り上がるゲームなので、今回の記事でルールや楽しみ方を把握して、みんなで集まったときにぜひプレイしてみてください!
ブロックス(Blokus)の基本情報
ブロックス(Blokus)は、順番に自分の色のブロックを配置していき、手持ちのブロックをたくさん置いた人が勝ちという陣地取りゲームです。
フランスで2000年に発売し、その後世界50ヶ国以上に広がっています。
ゲーム名:ブロックス
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:約20分
対象年齢:7歳~
ジャンル:陣取り
発売時期:2000年
デザイナー:Bernard Tavitian
国内販売元:Mattel Games
ブロックス(Blokus)の初期配置と内容物
ブロックスの内容物
(出典:Mattel Games)
ブロックスの内容物は盤面となるボードと84種類(4色×21種類)のピースが入っています。
盤面のボードはマス目状になっていて、ピースがパチッとハマるようになっています。
ピースは「赤・青・黄色・緑」の4色があります。ピースの形は様々で、「5マス・4マス・3マス・2マス・1マス」があります。
ブロックス(Blokus)ゲームの目的・勝利条件
ブロックスは、4色のブロックを盤面に配置していく陣取り系のボードゲームです。
各プレイヤーは、順番に手持ちのブロックを1個ずつ置いていき、これ以上誰もブロックを置けない状態になったらゲーム終了です。
最後に、手元に残ったブロック数が少ない人の勝利となります。
ブロックス(Blokus)ゲームの流れ
(出典:Mattel Games)
ここからは、ブロックスを4人で遊ぶ時のルールを紹介します。
①ボードの角からスタート
(出典:Mattel Games)
最初は、ボードの角に好きなピースをひとつ置きます。
最終的にピースのます数が少ない人が勝ちなので、定石として5マスピースを配置すると良いでしょう。
②ピースの角と角をくっつける
(出典:Mattel Games)
2順目からも同じようにピース1個ずつを配置していくのですが、ピースを置くときには”自分のピースの角と角”がくっつくように配置していきます。上の図ように、自分のピースの角と角がくっついていればOKです。一方で、自分のピースの「辺」と「辺」が接触するのはNGです。
ゲームが進むにつれてスペースがなくなっていきますが、ひとつでも多くのピースを置くことを目指し、頭を悩ませます。
③誰も置けなくなったらゲーム終了
ピースをこれ以上置けなくなった人はそこで脱落となり、最終的に誰も置けない状態になったら、ゲーム終了です。うまくいけば全部置くこともできますが、置けずに手元にたくさん残ってしまう、なんてことも少なくありません。
④手元に残ったピースで得点計算
(出典:Mattel Games)
ブロックスの得点計算は「手元に残ったピースの数」で計算します。
残ったピースの「マス目分」がマイナス点となり、「最もマイナス点が小さい人の勝ち」となります。
ブロックス(Blokus)ルール 説明
ブロックスは自分の色のピースと角をくっつけながら1つずつ順番にピースをおいていき、なるべく手持ちのピースを少なくしていくことを目指すゲームです。
基本プレイは4人ですが、2人、3人でもプレイすることは可能です。
2人プレイのやり方
2人プレイでは、1人が2色を使ってプレイし、対角同士の角2つが自分のスタート位置となります。それ以外は4人用ルールと同じで、交互にブロックを配置していきます。
3人プレイのやり方
(出典:Mattel Games)
3人プレイでは、余った1色がフリーピースとなり、3人で交替しながらプレイします。
例えば、上の図のように黄色がフリーピースの場合、赤(Aさん)⇒緑(Bさん)⇒青(Cさん)という順でプレイした後、フリーピースの黄色はAさんがプレイします。そして、2巡目の黄色はBさんがプレイし、3巡目はCさんがプレイします。
これ以外は4人用ルールと同じです。
ブロックス(Blokus)の魅力
(出典:Mattel Games)
ブロックスの最大の魅力は、子どもだけでなくおじいちゃん・おばあちゃんとも一緒に遊べるところです。
ルールがすごく簡単なので、年末年始など親戚が集まった時に少しの説明だけでみんなでプレイすることができます。
ゲーム内容は、見た目以上に戦略的なゲームです。相手の進路を妨害する(意図的でも、意図的でなくても)ことがあるので、お互いが邪魔し合い、空気が悪くなることもあります。
「先手有利」と「3人プレイ時の不公平感」について
陣取りゲームあるあるですが、先手がやや有利にゲームが進行していきます。
というのも、序盤はみんな中央を目指すことが多いのですが、先手のプレイヤーが一足先に中央に到着して周りの進路を邪魔することができてしまいます。そしてこの競り合いに負け、進路を抑え込まれてしまった人はかなり苦しくなることがあります。
そのため、「1番はゲームごとに時計回りにする」とか、「前回のゲームで最低得点だった人から始める」などの工夫をする必要があります。
ブロックス(Blokus)はオンラインでも楽しめる!
ブロックス(Blokus)は、オンラインで楽しむことができます。「Blokee」というサイトで楽しむことができます。
ユーザーIDを登録して楽しむこともできますが、会員登録もなく、ゲストとして楽しむこともできますので、ぜひプレイしてみてください。
【まとめ】ブロックス(Blokus)のルールを覚えて遊んでみよう!
(出典:トイザらス)
非常に簡単なルールでプレイすることができるブロックス は老若男女問わず楽しむことができます。
幼い子どもであればカラフルなデザインのゲームとして楽しむことができ、大人だけでやるときはガチンコの頭脳戦として楽しむことができます。
おもちゃ屋さんであれば基本的にどこでも購入することができ、みんなでワイワイ楽しむことができるので、ぜひ実家への帰省などの際に持参して、みんなで楽しみんでみてはいかがでしょうか。