1人だけ存在するインサイダー(内通者)を見つけ出すことで人気となっているインサイダーゲームを皆さんはご存知でしょうか。数々の面白いボードゲームを生み出しているオインクゲームズ(Oink Games)の作品の1つで2016年に登場しました。2020年には上級版の「インサイダーゲームブラック」も登場し盛り上がりを見せているインサイダーゲーム。今回はインサイダーゲームのルールや遊び方をご紹介します。
インサイダーゲームの基本情報
お題当てゲームをしながら1人だけ存在するインサイダー(内通者)を見つけ出すインサイダーゲーム。出題者のマスター、その問題を答える庶民の中に1人だけインサイダー(内通者)が紛れ込んでいます。ゲームの前半でお題について話し合い、後半でインサイダーが誰なのかを話し合い推理します。
(出典:YouTube OinkGames公式)
- 発売時期:2016年
- プレイ人数:4〜8人
- プレイ時間:15分程度
- 対象年齢:9歳〜
インサイダーゲームの初期配置と内容物
インサイダーゲームの内容物はお題カードが42枚、役割カードが8枚、砂時計が1つ入っています。初期配置はお題カードの山札を用意して参加者に役割カードを配りゲーム開始となります。砂時計は山札の近くに置いておきましょう。
(出典:OinkGames公式)
インサイダーゲームの目的・勝利条件
インサイダーゲームの目的は1人だけ紛れ込んでいるインサイダー役(内通者)を見つけ出すこと、勝利条件はインサイダー役を見つけることができれば庶民の勝ち、逆に間違って探し出すことができなかったらインサイダー役の勝利となります。
インサイダーゲームの流れ
ここからはゲームの流れをご紹介します。まずは役割決めを行います。役割カードを配り「!」マークのついたマスターのカードを引いた人がマスター(出題者)となります。目のマークがついたインサイダーのカードを引いたらインサイダー役となり、「?」マークのカードは庶民になります。
(出典:OinkGames公式)
「!」マークのカードを引きマスター役になった人は名乗り出てゲームの進行や司会、出題者となります。まずはマスターがお題を確認するため山札からカードを引くので、その他の参加者は目を閉じて待ちます。マスターは山札からカードを1枚引いてめくります。めくったら1〜6の番号とその横に単語が書いてあり、めくった後の山札の一番上にあるカードに書かれた数字に対応している単語を確認し、その単語が今回の「お題」となります。
(出典:OinkGames公式)
マスターが確認したらマスターは目を閉じて次はインサイダー役にお題を確認させます。目のマークのついたインサイダー役になった人は目を開けて確認して確認したら目を閉じます。マスターが確認して目を閉じてインサイダー役に確認させるまではマスターが進行できますが、インサイダー役が確認するのは「◯秒で確認してください」と時間を指定しその時間が経過したらマスターは目を開けるような流れになります。その間、庶民は絶対に目を開けてはいけません。
(出典:OinkGames公式)
マスターが目を開けお題カードを裏向きにして山札の一番上に戻し、その上にマスターの役割カードを置き、ここまで完了したら全員に目を開けるようにいいましょう。
(以下画像の出典:YouTube OinkGames公式)
ここまで準備できたらゲーム前半の「お題当て」の始まりです。マスターは砂時計をひっくり返し、庶民とインサイダーは砂時計が落ちてしまうまでマスターに質問することができます。ただし、マスターからの答えは「はい」「いいえ」「わからない」の3つだけです。質問は順番などないので思いついたことを片っ端から質問し、答えを見つけましょう。
砂時計が落ちきるまでにお題を当てることができれば質問タイムは終了となります。砂時計が落ちきるまでに答えを当てることができなければ全員が「負け」となってしまいます。
無事にお題を当てることができたらゲーム後半の「インサイダー探し」が始まります。お題が当たったらマスターはすぐに砂時計をひっくり返し「インサイダー探し」が始まります。
マスターを含めた全員で誰がインサイダー役だったのかを話し合います。質問の中で疑問に思ったことや、答えを知っている人ならではの質問があったことなど、怪しいと感じたことなど思ったことを言い合いましょう。
砂時計が落ち終わったら話し合いは終了です。最終的に誰がインサイダー役と思うか多数決を取ります。
まず、「正解者がインサイダー」という議論に対して挙手をします。過半数を超えたら全員の答えが「正解者がインサイダー」となり、正解した人は役割カードを公開します。正解した人がインサイダーだった場合は庶民とマスターの勝利、間違っていたらインサイダーの勝利となります。挙手が半数以下だった場合は全体投票へ移ります。
全体投票では全員が一斉に「インサイダー」と思う人を指さします。一番票が集まった人は役割カードを公開します。その人がインサイダーだった場合は庶民とマスターが勝利となり、逆に間違っていたらインサイダーの勝利となります。
インサイダーゲームの魅力
インサイダーゲームに魅力は短い時間で遊ぶことができ、前半の「お題当て」ゲームと後半の「インサイダー探し」ゲーム、2つのゲームを楽しめることでしょう。前半のお題当てゲームで盛り上がりさらにその中に隠れるインサイダー(内通者)を探す推理力と多くの要素が必要となります。1つ1つの質問も深く考えて答えないといけない難しさもあり、頭をフル回転させる必要があります。
インサイダーゲームはオンラインでも楽しめる!
インサイダーゲームは、LINEなどを通して遊ぶこともできます。やり方を紹介している「インサイダーゲームツール」でやり方が紹介されているので参考にして遠くの友人などと楽しんでみてはいかがでしょうか。
(ボードゲームアリーナの他にも、そのゲーム専用のアプリなどのオンラインで遊べるプラットフォームがあれば、そのサービス名と公式サイトのURLの記載をお願いします。)
【まとめ】インサイダーゲームのルールを覚えて遊んでみよう!
今回はインサイダーゲームのルールや遊び方をご紹介しました。小さい子供から大人まで幅広い年齢層でも楽しむことができる「インサイダーゲーム」、「お題当て」と「インサイダー探し」の2つの楽しみがあり、家族が集まったり友人と集まったりした時に盛り上がることでしょう。やればやるほどはまり込む中毒性もありますので、興味があればぜひ一度遊んでみることをおすすめします。